ごあいさつ

こんにちは。

せきもと音楽教室の関本晴美です。

この度は、当音楽教室にご興味をお持ちくださり、ありがとうございます。

2010年、せきもと音楽教室は、栃木県の那須塩原市に開校しました。

当音楽教室では、「ピアノやリトミックのレッスンを通して、お子様が音楽性豊かに、また困難から逃げず、人に優しい子に育って欲しい」という想いを抱きながらレッスンをしています。

ピアノを習うと1曲を弾くという目的のために努力し、何度も練習することで物事に取り組む力や継続力が鍛えられます。それにより、人生においてピンチに直面しても、あきらめず立ち向かうことのできる強さが備わるのです。また、ピアノを通じて出合う様々な音楽がお子様の感性を刺激し、自分とは違う考え方や価値観も受け入れる広い心、1つの事柄を様々に感じとる豊かさを生み、結果として他者への優しさが育まれるのです。

この先、お子様が成長する過程で色々な悩みに直面することがあるかと思います。例えば、自分に自信を持てなくなったり、人間関係や進路のことで迷ったり、いろいろな悩みを経験することでしょう。そんな時ピアノを弾くことが出来ると、その乗り越え方が違ってくるんです。

私自身、子供のころ辛いことや嫌なことがあったときは決まって大好きな曲を演奏すると音の 世界に心が引き込まれ、いつの間にかワクワクと楽しい気持ちに変わっていったのです。ピアノを演奏することによって、楽譜を読み解き両手の指先で音を再現することに集中するため、とてもよい気分転換になっていたんです。そして、うまく弾けたときには「やればできるんだ!」と自分に自信を持つことが出来ました。

これからお子様が長い人生において心の中にピアノという得意分野があることで、ピアノが自信を取り戻すきっかけとなり心の支えになればと願っています。

当教室の特長は、興味や関心のあることをピアノと音楽に結び付けることで、お子様の内面に眠る音楽性と才能を発見し、芽生えさせ育んでいくことです。例えば、絵が好きな子には白と黒の鍵盤の色からピアノに触れてもらったり、太鼓など音の出るものが好きな子には音の強弱からピアノの音を楽しむことに繋げたりするなど、お預かりしているお子様のそれぞれ違った性格・個性を大切にしています。そして、自ら「弾いてみたい」という気持ちを伸ばすため、常にコミュニケーションを取りながらひとりひとりに合ったレッスンを組み立てています。また、想像力、人とのかかわり方や協調性を身につけられるよう、普段のレッスンにグループレッスンを加え指導しています。



「当教室のコンクールに対する考え」

当教室では、コンクールは単に練習の成果を発表し、賞を取るためだけの場ではないと考えています。それは、コンクールを通してお子様たちが大きく成長していくのを私自身、この目で見ているからです。出場によって得られるメリットは多く、お子様の成長に必要な本番力、臨機応変さ、目標意識を育むための良い機会でもあります。最近では色々なコンクールがございますので、希望するお子様には本人とよく相談して、その子に合ったものを選び、参加されることをお勧めしています。

その挑戦で得られるメリット、それは当日までの間に何をすべきか計画を立て目標に向かって前進する力、また自ら積極的に考え準備する力を養うことができます。例え入賞しなかったとしても、失敗しても自分で立ち上がることのできる力が養われます。その経験は、これからお子様が歩んでいく長い人生の中で必ず役に立つと確信いたします。人生良いこともあれば、時にはつまずき転ぶこともあります。そんなとき、ピアノで培ったこれらの力がお子様を支えてくれるのです。

私は、昭和の後期からピアノの講師としてのキャリアを開始しました。そして平成を経て、いよいよ新しい時代が参ります。その時代、時代で求められる力や能力は少しずつ変わって来てはいますが、いつの時代でも通用するのは「失敗を恐れずチャレンジする力。立ち上がる自立の力」です。そして、それこそが私がピアノを通じてお伝えしていることなのです。

あなた様とお子様にお会いできる日を楽しみにしております。



せきもと音楽教室

代表  関本晴美